医師から治ったと言われたけど、まだ痛い
某掲示板でTFCC損傷についての質問がありました。
「固定を〇ヶ月やって、医者から治ったと言われたけどまだ痛みがあって不安だ。」
と。
その掲示板で昔は回答したことがあるものの、あまり伝わらない感じがしてやめてしまいました。
私のこと全く信用していない人に話しても、のれんに腕押しみたいな
で、上の質問に対して私が思うこと。
「痛みのことって、お医者さん分かってないよ」
ってことです。
みんなお医者さんなら分かってくれてると思ってるだろうけど、分からないのです。
レントゲンとかMRIとか撮って
ここが傷ついている
ここが潰れている
とか言うけど、これは
「痛いと言って見せに来た人に対する考察」
であって、本当に痛いかどうか、どのくらい痛いかどうかは画像を見ても分かりません。
痛いって言うから、痛いんだなと受け取るだけです。
痛いんだとしたらこういうことが考えられるな、と答えているだけです。
たぶん。
手首に限らず、腰痛でもひざ痛でもそう。
痛くない人が痛いふりして病院に行けば、なんだかんだ、あれが悪いこれが悪いと言われるものです。
今私痛いかどうか分かりますか?
なんていう挑発的なことしないですよね?
そんなこと絶対にしないでくださいね。
嫌われますから。
痛みは本人が感じるもの。
だから痛いと思えばそれは痛いのです。
物理的に問題があろうと無かろうと痛いのです。
治っていると言われても、痛いのであればそれは治っていないのです。
○ヶ月も固定していれば、治るものは治っているはず。
だから、治っているって言っているだけなのです。
むかーし整体の某セミナーに参加した時、
すごいと言われる先生の施術を受ける機会がありました。
すごい先生だから、私の背骨を触ればどこが痛いのか、どこに問題があるのか分かるんだろうなと期待しました。
「どこが痛いの?」
って聞かれて、
「あぁ、触ったら何でも分かるようになるわけではないんだな」
と悟ったのでした。