縄跳びはいい
先日バドミントンのサークルにお孫さんを連れてきている方がいました。
学級閉鎖で授業がなくなったので、急遽子守りが必要になったそうです。
そして、その子が縄跳びをやっていたので、私も自分の縄跳び(ラケットバッグに忍ばせてる)を取り出し、一緒にやっていました。
なわとびって子供の頃はやるけど、大人になってからはやらないですよね。
これがいい練習になるんです。
バドミントンをしている人はフットワークの時に、タンタンとつま先で弾んだり、向きを変えたりします。
ですので素早い動きのために、縄跳びはいいトレーニングになるのです。
一般の人は普段ジャンプすることがないので、そもそも飛べなくなっている人が多いんですよね。
縄跳びでいうと、普通の一重飛びでも運動不足の人にはいい運動になります。
そして、かけあしとび。
これが出来なくなっている人が非常に多い。
ある程度の年齢になると、スキップが出来なくなります。
それは、つま先で飛んで、つま先で着地する、という動作がそもそも出来なくなるからです。
リズムが悪いせいではなく、リズムに乗った軽やかな動きが出来ないのです。
かけあしをしてもらうと、膝が曲がるだけの、飛んでないかけあしをする方が結構いらっしゃいます。
それでも本人はかけあしをしているつもりになるのですが、縄跳びをすると、両足が浮いていなければ縄は通ってくれません。
嫌でも出来ていないことに気づかせてくれるのです。
60歳オーバーの女性でできていない人を確認したので、そのくらいの方は試してみるといいのではないかなと思います。
そして、他にも縄跳びをやるメリットは、骨が強くなります。
骨粗しょう症は、骨がもろくなる病気ですが、これ骨刺激が足りないと、骨を強くする力が働かないのです。
なわとびとかで飛んでいれば、足の骨に刺激が届いて、骨を強くしようと体がしてくれるのです。
どんなにカルシウムをとっても、ビタミンDをとっても、骨に刺激がないと、骨は強くならないのです。
急に無理をすると何事もよろしくないのですが、縄跳びチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
普通に歩いたりするのが平気な人であれば、少しずつやってみるといいと思います。
くれぐれも、ムキになったり意地になってやりすぎないように。
一度で出来るようになってやろうとすると、ケガの元にもなりますので。
元気な若い人であれば、三十とびとか、かけあしをしながら二十とびとかやってみるといいと思います。
私は今でも上記二つできます。