どうせ死ぬんだし
何をやってもどうせ死ぬ
ぱっと聞くとすごく投げやりな言葉で、ネガティブな印象のある言葉なんだけど、言葉としては事実を言っているだけ。
そして、この後にどんな言葉を付け加えるかで、印象は全然違う。
タイトルの言葉に付け加えることばとして、
「…、好きなことやって生きよう」
「…、頑張ったって意味がない」
先の例だと、死ぬということがあるからこそ今を生きることにつながってますよね。
好きなことをして生きて、他人にとやかく言われようと、どうせ死ぬんだから好きに生きさせてもらうよと。
後の例だと、努力しても無駄だから何もやりたくないみたいな、ネガティブな印象になります。
でも、この発言もその後の行動によっては前向きだと思うのです。
やりたくもない努力なんてやめてしまえばいいのです。
楽しい努力と、楽しくない努力がある。
結果がついてこなかったら、やる意味がないと思うような努力はやめてしまえばいいのです。
高校球児は甲子園を目指して日々辛い練習をしています。
でもこの子たちは野球が好きでやっているんです。
きつい練習でも、上達できる、強くなれると思うからやっているんです。
甲子園に行けないなら練習する意味ないや。
なんて思っている球児はたぶんいない。
だから、努力するのが楽しくないなら、そもそもやりたくもないことをやっているんです。
会社員だと、自分のやりたいことだけするってことが難しいとは思う。
けど、その会社のためになると思えば、努力が楽しくなるかもしれない。
いろいろ前向きに考えても、楽しめないなら、自分のやりたいことに向き合ったほうがいいかもしれない。
自分の人生はうまくいくと信じられない場合は、嫌だ嫌だと言いながらも、会社にすがっていたほうが楽なんだと思う。
どうせ死ぬんだから、自分の好きなように生きたっていいと思う。
子供の頃ってみんな好きなように生きていた。
そして、社会で活躍するそれぞれの業界の突き抜けた人たちって、良くも悪くも好きなことだけを突き詰めた人だと思う。
どっちかと言うと子供っぽい人が多いような。
どうせ死ぬんだしと言う言葉で、不安や恐怖でできないことをやってしまうのもありですよね。。。