守るべきものがほとんどない
ある程度の年齢になってくると、守るべきものが出来て大胆な行動が出来なくなります。
家族が出来たり、自分の城(店)を持ったり、部下が出来たり。
地位が上がればその地位を失いたくない。
名前が売れたら、名を汚したくないとか。
私は守るべきものがほとんどない。。
もちろん車とか大事にしているけど、替えがきかないものではない。
替えのきかない大事なものがほとんどないのです。
私が唯一に近いくらい執着しているのが、手首の専門家というプライド、そして技術。
だけど、これだってお客さんにケアの仕方を教えてしまっているから、ぜんぜん守ってないのです。
守るもの、失うものがないというのはある種の強みですよね。
店舗がない私は、何かの事情で今のところで働くことが出来なくなっても、どこででも働くことができる。
なんだったら、車に乗って全国各地を放浪しながら手首の痛みで悩んでいる人に施術を施して回ることも出来るかもしれない。
究極の自由人ですね。
ただそんな妄想とかをするのも結構楽しいものです。
手首の専門だけど、同じ理屈で改善できる症状はかなりたくさんある。
四肢の痛みは大体ケアが出来る。
裸の大将のように放浪の旅に出るのもいいなぁ。