筋肉のケアの動画
ネット上にTFCC損傷を治す、というような動画が最近多くアップされています。
いくつか見て、私的にはこれで効果が出るのかな?と思うものばかりでした。
先日、以前のお客さんから
「筋肉のケアの動画をアップしたいけど載せてもいいか?」
という質問をいただきました。
私自身、動画でケアの仕方を出すかどうか、迷っていたのですが、今回の動画は許可することにしました。
上記の写真をクリックすると、YouTubeちゃんねるに飛んで動画が再生されます。
時々こちらのホームページにもコメントをくれたりする、黒ココアさんです。
彼はパワーリフティングを競技として実績を残している方です。
今回の動画も、同じように競技をしていてケガに悩まされている人に、こんな方法もあるよと伝えたくて、作られたようです。
私個人としては、この動画で使われているグッズに驚きました。
「筋肉をいい感じに押してくれる機械があったらいいのにね」
ってお客さんと話したりするのですが、頭の中にあったイメージとそっくりなものでした。
もしかしたら、過去にこういう道具があるというのを教えてもらったのかもしれないけど、あまり使えないなと思っていたのかもしれません。
が今見ると、これもありだなと。
ちなみに下記の記事で道具の紹介もしています。
道具を使ったケア
手首の小指側の痛みも、いくつかの筋肉がかかわるので、この道具ではあまりうまくいかないケースもありそうです。
が、この道具で十分ケアが出来る人もいると思います。
だから、この道具の存在を知らしめるだけでも、見る人にとっては朗報かもしれません。
ケアについてはあまり細かいことは、この動画では触れられていません。
おそらく技術の流出について遠慮してくれた部分が多分にあると思います。
現在ちょっと昔では考えられないほどの情報化社会になっているので、私もその波に乗って情報を動画で流してみようかなと思ったりもします。
とりあえず今回黒ココアさんが作ってくれた動画も興味のある方は見てみてください。
そして、ケアの仕方で聞いてみたいことがあれば、このコメント欄にでもください。
お答えできるものはお答えします。
8 件のコメント
先生、こんにちは!少し前に色々と調べていたところ、このサイトにたどり着いて色々と見させていただき、非常に参考になりました。遠方ですが、遠くない将来に行ければとも思っています。
手を床などにある角度でベタ付きすると手首の小指側が痛かったのですが、最近は、ケアを見まねでやっていたら、少しずつ軽くなってきもします。(最初に痛みが出たきっかけは、半年から9カ月位まえに腕立て伏せや逆立ちで無理な体重のかけ方をした時だと思われます。その時はひねる動作も痛かったのですがそれは時間と共に無くなりました)
それでも、どこがトリガーポイントというやつなのか、いまいちわかりません。とにかくいろんな硬い所や少しでも響く所を押しまくっている感じです。感覚としては、かなり手首に近い所の筋肉を押すと効果が出るような気がしますが、本当に「気がする」というレベルで、合っているのか分かりませんし、結構長い間やっている気もします(2カ月くらい?)が完全に痛く無くなるような気がしません。
また、少しずつ軽くなってきたから気づいたのか、最近になって新たに痛くなったのか分かりませんが、小指の第2関節と第3関節(=くるぶし)の間の、甲側(手のひら側ではなく外側という意味です)に痛みを感じることがあります。
痛いタイミング・ポーズとしては、腕立て伏せを手をベタ付きで床につくのはまだ手首が不安なので、指尖球(しせんきゅう)(いま、説明しようがない部位なのでググったらこう言う呼び方なのですね)から指先までで手をついて体重を少しかけようとする(指立て伏せの、指尖球も含めて手を付く版)か、または、拳立て伏せをやって、小指の第2関節と第3関節(=くるぶし)の間に体重をかけようとするときです。とくに後者の拳立て伏せの方が痛みを感じます。
最近の投稿で、親指でつまむときにいたいなら手首の親指側を抑えるとの説明を見ました。それを参考にいろいろ押してみたら、小指球(しょうしきゅう)(これもググりました)あたりを押しながらなら、少しは痛みが軽減するような気もしますが、そんなことはあるのでしょうか?
ですので、質問をまとめますと、
1.手首にかなり近い方のの筋肉を押して効果が出るケースがあるか
2.その際に逆効果になりやすい場所があるか(手首にかなり近い方がそうか)
3.小指の第2~第3関節の部分に痛みが出る・移ることがあるか
4.それを小指球を押さえることで軽減されるものなのか
色々聞いてしまって大変申し訳ない気もします。
しゃんさん、コメントありがとうございます。
半年から9か月前から手をつくと手首の小指側に痛みが出ているということですね。
そして最近では、小指の根本付近(第二~第三関節の間)にも痛みがあるということでよろしいでしょうか?
上記のつまむような動作での痛みの説明は、親指側の腱鞘炎の人のためのアドバイスなので、手首小指側の人は参考にしないほうがいいと思います。
ご質問の回答としては、
1.手首にかなり近いほうの筋肉を押して効果が出るケースがあるかどうか?
これはあります。かなり手首に近い部分が必要なこともあります。
2.逆効果になる場所があるか?
押すだけであれば、基本的にはそんなに心配いらないと思います。
どこの筋肉か?というのが間違っていたら効かないというだけです。そして、痛む動きをしながら探すので、間違い続けると痛みが増す可能性があるだけなので、自分で気をつけながらやれば急に悪化するとか、取り返しがつかないようなことはないと思います。
3.小指の第二~第三関節の部分に痛みが出ることがあるか?
これはあります。いわゆる小指の甲側に痛みがあるということですよね。小指に痛みが出る人もいるし、指より手首寄りの手の甲に出る人もいます。
4.小指球を押さえて軽減されるものなのか?
ケースとしてはかなり稀になると思います。小指の側面に痛みが出る場合、小指球付近に原因があることもありますが、比較的まれなケースと思われます。
どこが効いているか、はっきり見つけたいなという場合、痛みを悪化させると分かりやすくなるというのもあります。
例えばスポーツや仕事で明らかに悪化する人であれば、一度悪化させてみたりすると、効く場所が明確になることもあります。
私の施術を受けた人とかであればお勧めすることがありますが、受けていない方は無理に試さなくていいとは思いますが。
手をついて腕立て伏せをするのが不安、とあるのですが、この不安というのは何なんでしょうね。
痛いのなら、対処できるのですが、不安というのは、痛くなりそうということですかね?
さっそくの返信、ありがとうございます。大変うれしく思います。
> 半年から9か月前から手をつくと手首の小指側に痛みが出ているということですね。
> そして最近では、小指の根本付近(第二~第三関節の間)にも痛みがあるということでよろしいでしょうか?
⇒はい、その通りです。
> いわゆる小指の甲側に痛みがあるということですよね。
⇒はい、その通りです。
> 手をついて腕立て伏せをするのが不安、とあるのですが、この不安というのは何なんでしょうね。
> 痛いのなら、対処できるのですが、不安というのは、痛くなりそうということですかね?
⇒これは、2~3週間前に、手をベタ付きするのが痛くなくなったので、ベタ付きで腕立て伏せ(しかも試しに、少な目に)をやったら、やってる最中は痛くなかったのですがその夜か翌日くらいに痛みが出てきたことがあっての不安です。
手首の痛みは、手首に近い所の筋肉というか、もう腱と言って良いのではないか位の所なのですが、問題ないでしょうか?
また、小指の痛みの方はやはり痛みが出る動作・ポーズの間に、痛みが軽減される場所を見つければ良いのですよね。う~ん、、どこだろう…。
すいません、自分の文章が変でした
「手首の痛みは、手首に近い所の筋肉というか、もう腱と言って良いのではないか位の所なのですが、問題ないでしょうか?」ではなく正しくは
「手首の痛みに関するトリガーポイントは、手首に近い所の筋肉というか、もう腱と言って良いのではないか位の所なのですが、問題ないでしょうか?」です
しゃんさん、コメントありがとうございます。
訂正の文章も読ませていただきました。
不安というのは、以前やったら後から痛くなったから、また痛むのではないかということですね。
その場ではなく、翌日以降に痛む場合も、ぼんやり痛むのではなく、この動きが痛いというのがはっきりするのであれば、その場でケアをしたら、原因の場所が見つけやすくなるのです。
そして、手首の痛みが出るトリガーポイントの場所が腱に近いところだけど大丈夫か?ということですね。
大丈夫です。
手首の関節から2〜3センチ近位(肘寄り)までであれば、どこら辺が効くかはケースバイケースなので、腱のところが効くことも多々あります。
小指の痛みを取りたいのであれば、小指を動かす筋肉を意識して見つけると良いと思います。
早速ありがとうございます!やってみるだけやってみます!
痛みの出る左手首・左小指とは逆側(=右腕)の同じような場所を押してみても、硬いのですが、硬い所がトリガーポイントという訳ではなく、
硬い所が、トリガーポイントになりやすい、というだけなのでしょうか?
また、右腕のそういう所を押してみても、じ~んとする感じはします。
なので、左腕の、じ~んとする所を押せば、効くという訳でも無いのですよね???
(あくまで、痛みが取れる場所を探すということで)
これに関しては、痛みが出る角度・力の入れ方をしながら、トリガーポイント(候補)を押してみて、角度・力の入れ方は同じなのに押している間だけ痛みが取れれば、そこがトリガーポイントということでしょうか?
それとも、押している間は、必ずしもその痛みの出る角度・力の入れ方をせずとも良く、押し終わってから、痛みの出る角度・力の入れ方をして痛みがでなければ、それがトリガーポイント、ということでしょうか?
なぜ聞くかと言いますと、上記動画ではトリガーポイントを押しながらストレッチをしているので、そのストレッチ動作では私は痛みが出ないので、その間は、押すことによる痛みが消える感覚を感じることができないからです。だから、上記の質問の内後者なら、探して行けるのかもしれないと思っているのですが、前者だったらどうやって?という疑問が湧いてきた次第です。
しゃんさん、コメントありがとうございます。
ジーンとするというのも、効いてる感じの表現の一例です。
なので左右で感覚が同じだと、トリガーポイントではない可能性もあります。(うまく押せてない可能性もある)
硬ければトリガーポイントというわけでもないのです。
あくまでも痛みに変化があるかどうかが一番分かりやすいのです。
なので、上記の質問でいうところの前者ということになります。
ケアの動画も痛みの取り方の一例なので、あれが全てではないです。
ただ、ストレッチの形は痛みが出る人が多いので、あれでピンと来る人もいるかなとは思います。
どうやって?となるから、難易度が高いのです。
お越しいただけたら早いんですけどね。
あとは、リモートケアを試してみてもらうか。