痛みとりゲーム
TFCC損傷の症状に対して、施術を行うことは私はとても楽しい。
だもんで、痛みとりゲーム的に楽しんでます。
というと不謹慎と思われるかもしれないけど、そう思わないとやってられないのです。
なんでかっていうと、私が治すことができないから。
当たり前だけど、筋肉を意図的に動かすことが出来るのは本人だけです。
そして、痛みを感じるのも本人だけです。
痛みがなくなってきたとか、治ったとか言えるのは本人ですよね。
私が出来るのは、その場で痛みをなくすこと。
私は自分の手首の痛みが、筋肉のケアで取れることにびっくりして驚いて、ケアをしながら、もっと取るにはどうするかって、没頭しているうちに完治してしまったのです。
だから、今となっては自分で痛みを取ることができないんです。
だから、人の手首の痛みを取らせてもらっているんです。
そして、このゲームを一緒に楽しんでくれる人を募集しているわけです。
楽しくなってきたら、治っちゃうわけですよ。
自分も楽しんで、来た人も驚いて、結果痛みから解放されて喜ばれる。
最高のお仕事じゃないですか。
助けてあげたいっていう気持ちで働いていると、助けてくださいって言う人が来るんです。
でも私が助けることは出来ない。
私は手助けは出来ても、私の力では治せないのです。
治してもらおうとした人はがっかりするのです。
だから、この痛みがなくなる面白さを共感してほしいなと。
そして、結果的に痛みを完全に克服して、その方自身の人生を満喫してほしいなと思うのです。
痛みがなくなっても、またなんだかんだと悩みは出てくるけど、痛みを克服できたっていう体験は、その後の悩みも克服できるって信じる力になると思う。
助けてください!っていう悲壮な感じで来るんじゃなくて、一緒にこのゲームを楽しみに来てほしいなって思うのです。