男は転がせ
ここ最近何人かの人と話している。
女の人はお姫様願望があるけど、男は王様願望はあまりないという話。
子供向けのアニメとかでも、女の子向けは、主人公がお姫様。
男の子向けのアニメで、主人公が王様って
…ないんです。
男の子の願望は、ヒーローですよと。
なんちゃらマン、なんちゃらレンジャー、全部ヒーローなんです。
世界を支配して、はっはっはっはっ!
て笑ってるのは主人公ではなく、だいたい悪者。
男はヒーローになりたいものなんだよと。
だから、女の人は男に頼ったり、助けてもらったり、甘えたりしたらいいんだよと。
そこで、問題になるのが、女の人は、
「言わなくても分かってほしい」生き物。
男は
「言われないと分からない」生き物。
女性は言われなくても、何を言いたいのか、心理や表情を読むのに長けている。
それは、モノを言えない子供を育てるためのもの。
村社会を協調して生きるために備わっているもの。
ヒーローは、
助けて!
っていう声が聞こえて、駆けつけるんです。
助けを求められてもいないのに、何かをするのは、おせっかいなんです。
ちょうどそれを求めてた!
ってなれば、おせっかいにならないけど、そうじゃなければ、言われてもないのにやるのは、おせっかい。
だから、助けを求めてほしいな。
そして、助けを求められても、いつでもどこでも駆けつけられる訳じゃない。
助けを求めたのに、助けてくれなかったからと文句を言うのは違う。
いつでも言うことを聞くのは、ヒーローではなく下僕。
それに男だって、得意不得意があるから、助けられるものも、助けられないものもある。
だから、相手を見ながら、相手が得意そうなことから、お願いをしていくのが、一番いいんじゃないかな。
賢い女の人は、そういうのを分かっていて、男性を上手に転がしている。
男は転がされていると分かっていても、それが案外悪くないものなんですよね。