動きの迷いが痛める?!
先日バドミントンをしていて、膝に痛みが走りました。
私は膝はあまり痛めたことはないけど、たまにおかしくなることはあります。
今回は右の膝でした。
前方に落とされたシャトルを取ろうと右足を伸ばして、体は後ろに残ったまま。
身体を前にもっていきながら、ここでも取れるけど、もう少し前に行ったほうが余裕をもって取れる。
と言う状態で、ちょっと中途半端に動きました。
膝が90度近く曲がった状態で、一瞬の気の迷いで力が入るか入らないか迷った感じでした。
その時膝に違和感を感じて、その後膝を曲げると膝に物が挟まっているような違和感が出始めたのです。
一瞬のことなので、考えながら迷ったわけではありません。
あとから回想して、そういう状態で、そういうことが起こったんだろうなと。
若いころなら迷うことなく踏ん張ったんでしょうけど、少し楽をしようとしたようです。
筋肉が痛むのは、単純な強い負荷がかかった時と言うのは分かりやすいですよね。
でも実際は、こういう中途半端な時に起こっているんじゃないかなと。
筋肉って、動きの強度によって、縮む部分と、縮まない部分があります。
その指令がシンプルだと痛めにくいけど、複雑だと痛めやすい。
筋肉が元気な時だと痛めにくいけど、疲労を起こしていたり、硬くなっていると痛めやすい。
そういうものなんじゃないかなと思うのです。
人でも、気持ちに余裕があるときは怒らないけど、気持ちに余裕がなくなると怒ってしまったり。
怒った結果人間関係が崩れたりすることもしばしば。
そして逆に、怒ったり、嫌だと伝えたりしなければしないで、問題が深刻化して、取り返しがつかない事態になったり。
筋肉も酸欠状態だったら、反応が鈍くなるんじゃないかな?
疲労困憊で動作が鈍かったら、痛めるんじゃないかな?
運動神経の伝達もミスが起こりやすいんじゃないかな?
こうやって、体の現象を想像するのです。
整体の仕事は、良くも悪くも決まりがないのです。
整体はこういうことをするものと決まっていない。
だから、医学的根拠がないものが多い。
とはいえ医学的根拠がないものは、すべて間違いかと言うとそんなこともない。
答えが分かっていないものを、術者なりに想像して反芻して最適解を導き出すのです。
で、右ひざの痛みは、お皿の上あたりに効くところがあったので、ケアをしてたら痛みが無くなってしまいました。
もっとちゃんと痛めてみたいなと思います。
私が痛めれば、痛みの研究が進むのです。
週に3,4回のバドミントンじゃ足りないかな?
以前のようにゴルフスクール、テニススクールを続けることは出来ないけど、もうちょっとゴルフも頻繁にやって研究したいなぁ。