停滞期はくる
今日来られた方とも話していたのですが、初回ほど痛みの変化は出なくなるという話。
初めてしまもと整体院の施術を受けた時、多くの方は感動します。
ずっと痛くてできなかった動きが、ちょっと触られただけで、痛みが激減した!
ネットで検索して見てきた、多くの人の苦労話は、なんだったんだ?と思うくらい、明るい希望が見えるのです。
そして、日常生活に支障が出ていた動作が、どんどん支障なく出来るようになって感動してくれるのです。
でも、ある程度良くなったところから先、変化が少なくなってくるのです。
施術の間隔を空けるからと言うのもあるかもしれませんが、それ以上に問題なのは、痛む動作を普段しない。
と言うことなのです。
施術で、痛くてできなくなっている動作を痛くなく出来るようにします。
そして、その動作を繰り返すことで、その動作が出来る筋肉に作り替えるのです。
それなのに、あとちょっとの痛みは日常的にやる動きじゃなかったり、特定の環境(物や負荷)がないと再現出来なかったりするのです。
あとちょっとの痛みのくせに、労力が多く必要になるのです。
だから、このくらいならいいやってなりがちなのです。
とりあえず○○出来るからいいや。
ってなりやすいんですよね。
それに完全に痛みが無くなるのか、ちょっと不安になってきたりする。
だから、信じるか信じないかでその後も変わってしまうんですよね。
力が足りないだけなら、道具もある。
過去のお客さんから教えてもらった、ケアの工夫も伝えるけど、どこまで真剣に出来るかは本人次第。
それに良くならないのが努力だけの問題じゃなかったりもする。
モチベーションとかね。
停滞期を乗り越えて、きちんと卒業していってくれる人たちは、とても貴重なのです。