ブログのケアで復習します
先日施術を受けてくれた方がLINEでこんな感じのことをおっしゃっていました。
「まだ良くなっていないのだけど、お金がなくてまたそちらに行くことが出来ないので、ブログの自己ケアを見て復習します。」
懐事情は色々な状況があるので、仕方がないと思います。
価値感の問題であることもあるし、お小遣い制のサラリーマンや、学生さんもいる。
だけど、MRIも撮ったとか聞くと、そのお金でもう一回受けられたなと思うのです。
その方は、来る前に撮っているから、来てからではないから仕方がないのかもしれないけど。
で、ブログのケアの方法は参考にしないでくださいと言いました。
その理由は、その方はブログの自己ケアの筋肉とは別の筋肉だから。
じゃあ、別の筋肉のケアもブログで書いてくれたらいいと思うかもしれないけど、言葉でどれだけのことが分かるのか。
写真付きでケアのことを書いても、多分施術を受けに来た時に聞いた内容の3割も伝わらないと思う。
手順を覚えるとか、形を真似ることは出来るかもしれないけど、効かないのであれば、やっているのを見て修正をしないといけない。
本人が、効いているケアと、効いていないケアの違いに気付かないといけない。
自分でやってみて、一週間経ってから施術を受けると、何が間違っていたのか自分で納得しやすくなる。
初めての施術でのアドバイスは、とにかく押す筋肉を間違わないこと、そして必要な動かし方を覚えること。
この二つを覚えてもらうのです。
ブログで記事に出来るのは、この筋肉ですよと写真で示す、動き方はこうですよと写真で示す。
でも、実際には真似が出来ているように見えて、ここを意識しながら動かさないといけないとか、先にこっちを動かして、後からこっちを動かすとかあるんです。
ちゃんと動いたときには、効きが強くなるのを感じる。
ちゃんと動かせていない時には、効きが弱くなるのを感じる。
私が押しながら動かして、動かし方の違いに気付いてもらうのです。
自分で上手く押せていないのに、動かし方の修正は出来ないと思うのです。
押している場所があっているか分からない、
押している強さもこのくらいでいいのか分からない、
動かし方もこれでいいのか分からない。
そんな状況で、記事を見てどうにかできると思えないのです。
効いているかどうかが大事なことで、形を真似たらOKではないのです。
動かし方を修正したり、押し方を修正したり、力が足りないなら、こんなやり方をやってみては?と提案したり。
誰でも簡単に出来るから、自己ケアを書いているんじゃないんです。
私が施術をしてあげられない人に、ちょっとでもヒントを与えられたら。
そう思って書いた自己ケアです。
実際、初めの頃、出張施術で自己ケアのページを見て、どんなふうに真似ているのか見せてもらったら、結構多くの方が違う筋肉を触っていました。
でも、違う筋肉だなと思ったけど、その人に必要な筋肉はそっちが正解だったこともあるのです。
感覚的に分かることもある。
私が出来るのは、あくまでもお手伝いで、本人が何としても治す!という意思が無いと無理なんですよね。
施術代は高いと言えば高いし、安いと言えば安いのです。
手術を選択する人も結構います。
手術をして治ってないと後悔している人も結構います。
手術と比べたら、リスクも少なくて、負担も少なくて、安全で良いことだらけじゃないですか?
上手くケアが出来るようになってきたら、スポーツを続けながら治していけるんですよ。
メリット多すぎじゃないですか?