尺骨突き上げなんか気にしない
先日お問い合わせで、こんなご質問を頂きました。
「尺骨突き上げがあると、施術は難しいでしょうか?」
その後、他のページで尺骨突き上げがあっても、効果が出ているページを見たようで、お問い合わせ取り消しをされていました。
病院で、これが原因で痛みが出ているって診断されたりすると、筋肉じゃ無理かな?って思ってしまいますよね。
骨が長くてぶつかることが原因で痛みが出るのなら、筋肉ではどうこう出来なさそうだな。
とか、
MRIで靱帯が切れているって言われたんだから、筋肉を押してもしょうがないな。
とか。
お医者さんが下した診断結果を、私がどうこう言う権限はありません。
でも、施術をして痛みが無くなってしまう人が後を絶たないのです。
手術しないと治らないと言われているのに、施術で激変するなんてことは日常茶飯事なのです。
そんな毎日を過ごしていれば、お医者さんの言っていることが全て正しいなんてことはないと私は分かるのですが、一般的には信じられないでしょうね。
最新の医療機器で見つかった異常が、痛みとは関係が無いだなんて。
と。
施術を受けたり、筋肉を自分でケアをしてみたりして、痛みが激変したのなら、少なくともどこかの損傷とか、構造の異常の問題ではないのです。
手術をしないと治らない。
というのは、想像以上にストレスが掛かります。
元々痛くて不安なところに、絶望的な不安を与えることになる。
・手術は痛いだろうな。
・本当に手術したら完治するのだろうか。
・手術するなら仕事を休まないといけない。
・手術費用の捻出が出来るかな?
・リハビリ通院は出来るだろうか。
・手術をしたことで余計に悪くなることはないだろうか?
そんなことを考えるだけで、余計なストレスが掛かります。
そういう心配をしなくていいというだけで、どれだけ気持ちが救われるか。
痛みというものは、ストレスの影響も大きくあります。
本当は、ストレス源を解消すればなくなってしまう痛みと言うのも多く存在します。
大したきっかけもなく、気が付いたら痛くなっていた。
痛む日と痛まない日の差が激しい。
などがあれば、ストレスの影響を疑う必要もあるのです。
明るい気持ちで過ごせるようになることが、痛みを克服するためにも必要なのです。
痛みがあろうがなかろうが、幸せな気持ちで過ごすことの方が大事なのです。
幸せな気持ちで過ごすって、とても難しい。
みんな、自分の幸せよりも、やるべきことを優先したり、他の人の気持ちを優先したりする。
後回しになりすぎた自分のことを大事にして欲しい、という時身体は痛みを出すことがある。
痛みがあってもやりたい事はやる。
痛みがあってやりたくないことは、どうにかしてやらなくていいようにする。
そうやって自分を大事にしていれば、気が付いたら痛みが無くなっていることだってある。
骨の長さなんか、痛くなるまでは長いなんて知らなかったですよね。
ということは、痛くなる前もその長さだったんですよ。
だから、気にしなくていいんです。
「これが私の尺骨の長さです。
何か文句でもありますか?」
でいいんです。