パイオニア
今でこそ、TFCC損傷は筋肉のケアをすれば良くなるという情報があふれていますが、以前は皆無でした。
私は自分がパイオニアだと思っています。
2010年に私が、手首の痛みの取り方を発見した当時、TFCC損傷がトリガーポイントで良くなるというような情報はありませんでした。
当時のブログ ←旗の台のスタッフの時代
当然、私自身も半信半疑でしたので、今のような強気の発言はしていませんでした。
TFCC損傷が良くなるかもしれない。
効く人もいるんじゃないかと思う、という程度でした。
このくらいの出し方だったら、消されないんですよね。
医学の世界を否定していないから。
今はね、医学と真っ向から意見がぶつかるので、消されるんです。
医学的根拠のないページという事になるから。
医学を否定せずに、症状の改善を得ることが出来ないんです。
天動説と地動説くらい、真逆のアプローチをするから。
動かすなという医学にたいして、動かさなきゃ良くならないという私。
宗教戦争みたいに、どっちを信じますか?の世界。
でもね、いつぞやTwitterでつぶやいたけど、
「安静にしてください」
って誰でも、無責任に言えるアドバイスなんですよね。
怪我をしたって聞いて、状況を細かく聞かなくても、無理せず安静にしてね!って言えるんです。
ぎっくり腰の人でも、病気の人でも。
それに対して、動かさないといけないというのは、無責任に言えないのです。
状況を聞いて、現状を把握して、原因の追究が出来て初めて、動かしてくださいが言える。
こういうことはどんどんやって、こういうことはやらないでと。
0か100みたいなものの考えをしていたら、動かしてくださいは言えない。
普通に考えたら、動かしたら痛いから。
医学というのは、誰かが研究して出た結論を実行すること。
だから国家資格が出来る。
教科書がある。
だから正解がある。
それに対して、整体は決まりもなければ、保障もない。
これと言った正解がないのだから、結果を出すために試行錯誤するしかない。
そもそも病院に行けば良くなるのなら、保険が効くのだから皆病院に行きます。
病院に行っても良くならないとか、病院ではどうにもならないと諦めた人たちが整体に来るのです。
そうこうしているうちに出来上がったのが、今の私の手首の施術です。
なんで?どうして?こうじゃないのか?つじつまが合わないぞ?
こういうなぞ解きを続けて、今がある。
今もまだなぞ解きの最中だけど、すでに回答の出ているケースは多い。
国家資格になっている医学は、膨大な情報を覚える必要があるから、いちいち疑問を解消していくことが出来ない。
だから、医学の世界は苦手な分野があるのです。
詰め込んだ知識が間違っているということに気付けない限り、可能性はないのです。
しまもと整体院は整形外科の分野のほんの一部の一部。
めちゃくちゃ限定的に扱っているから、強いのです。
職場にもって来ていない古いカルテの一部。
これは手首の痛みの人のカルテのみ。
松山で見ていた、普通の症状の方のカルテは別の段ボールで眠っています。
ここに見えているものだけで、1000枚以上あるのではないか。
手首の小指側の痛みだけで、千何百人を見ている整体師は日本で私だけだと思う。
保険診療のようにちょろっと見るだけではない。
保険の効かない施術代金をもらって、最低でも一人一時間は向き合っているわけです。
日本全国のお客さんから学ばせていただいたのです。