お断りしようとしたけど
しまもと整体院では、予約を取る段階で施術の効果が出来なさそうな場合は、正直にそのことを伝えるようにしています。
それは無駄な来院になって、余計な出費をするお客さんの為でもあり、私の為でもあります。
手首専門の整体をしているので、手首の痛みで悩まされている人は半信半疑ながらも期待して来られます。
それが期待外れになった場合は、裏切られた感が強くなって逆恨みされてしまうこともあります。
Googleマップにも、施術が効かなかったというだけで、低評価をつけられたりしています。
その為、効かない可能性が高いと感じた場合、正直にそれを伝えるようにしています。
効かない可能性があります、と伝えると多くの場合、「それなら行きません」
となります。
でも時々、施術が効かない可能性があっても、それでも受けたいと来られることがあります。
先日も、そんな感じでお断りしようとした人が来られました。
私が施術をお断りしようと思うのはどういうものかというと、肉体的な痛みが原因ではなさそうな場合。
例に挙げると、
①痛みが出たり出なかったりする
②動かしているとだんだん痛くなる
③痛い気がする、など表現がいちいちあいまい
肉体的な痛みの方が、痛みが明確。
自律神経系の痛みは、痛みが出たり出なかったりするのですから、不明瞭な発言が多くなります。
暴漢が暴れていたら、警察が来れば解決します。
でも、お化けがたまに出るという相談をされても、警察の方も困りますよね。
私にとっては、自律神経系の痛みはおばけみたいな、そんな感じなんです。
普通の整体は、即時変化を謳っていないので、身体を整えますと言って、通ってもらえばいいだけなので、自律神経系の施術をするところが大半です。
肩こりとか、腰痛、その他の不定愁訴が整体の相談件数の大半なので、それでいいのです。
でも、うちは即時変化を謳っているから、自律神経系の症状は分けて考えるのです。
しかし、結果的には先日断ろうとしていたけど来られた方は、普通に施術が効きました。
LINEのやり取りの中では、効かなさそうに聞こえたのに、対面で確認していると、効きそうだなと。
そして、実際触ったら、痛みの変化がありました。
触ってみないと分からないんですよね。
施術はやってみないと分からないなんて、当たり前のことなんですよね。
しまもと整体院は、二回目以降の施術も無理やり取らせるなんてことはしません。
効果が無いと判断できた人に、次の予約をどうしますか?と聞くこともない。
なので、ダメでも試してみたいという方は、効かないかも?と言われてもお越しいただきたいなと思います。
予約を取る段階で、効きそうとか効かなさそうとか判断するの、やめたらいいのに。
と思ったりもするけど、なんでするんでしょうね。
私の中では、相手の為が第一。
でも、実際は自己保身の為なんでしょうかね?
何が正解か分かりません。
罪悪感が無ければ、こんなこと悩むまでもないんですけどね。
ニコニコしながら、頑張って克服しましょうね!って言っておけば、商売としては問題ない訳ですから。