口コミの力
このところ施術を受けて順調に回復して、ちゃんと卒業という形式になっているお客さんが増えてます。
いわゆる卒業というのは、手首の痛みがほぼほぼなくなって、再現が難しくなってきた場合に卒業という形になります。
私の施術は、痛い動きをしてもらって、その痛みが取れるかどうかで成果を判断しています。
ですので、来てもらっても痛みが再現しない場合、私の施術が効いたかどうかの確認も出来ません。
ですので、次の予約を取っても、もう痛みが出なくなっていそうだなというときに、卒業していただきます。
卒業と言っても、もう来ないでくださいではないんですよね。
手首の痛みが完治したかどうかは、しばらく経過を見ないと分からないのです。
しばらく経過を観察して、痛みが出ないのだったら、もう手首のケアも忘れて、手首の痛みも忘れて、自分の人生を取り戻して謳歌して欲しい。
でも、痛みがまだ残っているのなら、その残っている痛みを把握して、必要あらばまた受けに来て欲しいのです。
最後の痛みをしっかり潰してしまえば、手首のことは気にしなくて良くなりますからね。
でも、残念ながら多くの人は、途中で不登校になります。
日常生活での痛みは大分無くなったから、このくらいでいいやと思ったのかもしれない。
施術を続けていて、これ以上良くなるイメージを持てなくなったのかもしれない。
ケアをしてもらったら楽なるけど、痛みが戻るからこれでは根本的に良くならないんじゃないか?と思ったのかもしれない。
不登校になった人の中には、その後痛みが無くなっている人もいます。
時々、不登校になった方からご報告を頂いて、その後痛みもなく過ごせていますと言われることもあります。
でも、私は一つ言いたいことがある。
良くなった人は、良くなったって一言言ってくれたらうれしいなと。
報告があると、嬉しいものだし、口コミという形で残してくれたら、手首の痛みで苦しんでいる人への希望の光になるものです。
皆さんクチコミは参考にすることはあっても、口コミを書くことはほとんどないのではないでしょうか?
私のHPはクチコミが沢山あります。
でも、もっとあってもいいと思うのです。
競技ごとに、口コミが充実していれば、スポーツをやっている人の希望になるし、詳細が書かれていれば、共感のあらしになるかもしれない。
ネットの情報は、良くならない人の情報の方が残りやすいです。
その理由は、良くなっていない人ほど、愚痴るようにブログやSNSで発信するから。
痛みが無くなれば、痛みを忘れて、自分のやりたいことをやっていくのです。
わざわざTFCC損傷の検索をして、だれかの質問に答えたりもしません。
だから、治っていない人が、質問をしたりするし、治ってない人が、治っていない人に対してアドバイスしてたりするのです。
ちゃんと固定しなかったから、治らなかった。
初めから手の外科に行っておけばよかったなどと、後悔の念と共にアドバイスしてるのです。
手の外科に初めから行っても結果は同じだったかもしれないのに。
ネットの検索結果は、ご存じの通り検閲が進んでいます。
なかなか私のホームページにたどり着かないとは思いますが、たどり着いた人には希望を感じてほしい。
その希望をつなぐ力が、口コミにはあると思います。