お客様は神様ではない
私は、しまもと整体院に来てくれる方をお客さんと呼んでます。
医療ではないから、患者さんと呼ぶのは良くないかなと。
で、お客様というと、とてもへりくだった感じになる。
年齢の上下関係なく、対等な関係でなければ、効果が発揮できないからです。
先日、久しぶりにGoogleマップのコメントに、低評価のコメントがついた。
今までのケースと違い、明確に誰か分かる状態で。
長い文章で沢山こき下ろされたけれど、言っていることは、
「一度施術受けたけど、何にも効果が無くて無駄だった。」
という事。
確かにその方には施術は効果が無かった。
効果を出せなくて申し訳ない気持ちではいたけれど、こんなことを書かれて私は怒っている。
施術はやってみないと、効くか効かないかは分からない。
でも、出来るだけ効果を感じて欲しいから、施術の効く人・効かない人が分かるように施術を受ける前に自己判断してもらうために記事を書いている。
予約する段階で、最低限このくらい読んでねという注意書きをしてある。
今回の人は本人が問い合わせをしてこずに、ご家族の方が問い合わせをしてきた。
効果が出るかどうか、心配なら予約の段階で、もっと詳しく確認してくれたらよかったのに。
施術が効かなさそうだと思って断ろうとしたけど、受けに来てもらったら、普通に施術が効くタイプの人だったということも過去にはある。
だから、可能性は指摘しつつも来てもらうのも良いことがある。
明らかに効かない場合はお断りしているし、効かなさそうなときはそれも伝えるようにしている。
出来るだけお客さんの不利益が起きないように私が気をつけて注意書きを書いても、読まれなかったらどうしようもない。
こういう書き込みが来ると施術が効かないかもしれないと思うと、断ろうとしてしまう。
実際、この口コミを書かれてから二人断ってしまった。
どんな整体でも、どんな病院でも、効くか効かないかは受けなきゃ分からない。
効かないからと言う理由で、低評価を書かれるのなら、私のところに来る人は、何件の病院、何件の治療院に低評価を書けばいいのか。
こういうことを予防しようと思ったら、効果を謳わなきゃいいんですよ。
でも、それじゃ救える人も救えない。
私はどうすればいいんでしょうか?
施術が効かないことがある。
これって罪なことなのでしょうか?
動きが関係なく痛いのは、施術が効かない可能性がある。
同じ条件下で痛いときと痛くないときがあるのは、施術が効かない可能性がある。
酷使しても安静にしても、痛みが増したり軽減したりしない場合は、施術が効かない可能性がある。
どうしてこういう注意書きを読まずに来て、低評価をつけられなければいけないのか。
私の努力で防げることと、お客さんの努力で防げることがある。
書いてある注意書きを読んで、自分の痛みは効く痛みじゃないかも?
と思うならお互いのために来ないで欲しい。
分からないのなら、LINE通話でも、電話でも直接話して、確認してくれたらいい。
施術が効かない人が来るのを、私がどう防げばいいのか?
私が出来る努力はしているのだから、あとはお客さんの方でも協力して欲しい。
自分に効果が無かったからと言って、他の人にも効果が無いと決めつけないで欲しい。
効かない人に施術の価値なんか分かるわけがないのだから。
普通はこういうのは無視するのだと思うけど、性格上無視できずとても傷つくし苛立つ。