なるべく本人に話させて
先日とある整形外科の先生のブログを読んで、そうだと思ったので記事をシェアします。
という記事。
私も以前から気になっていたことです。
親御さんが子供の予約を取り、施術に付き添ってきた場合、問診の時に親御さんが質問に答えることが多いんですよね。
病院に行って説明された内容とかだと、親御さんが話したほうが情報がしっかりしていることもあるのですが、症状とか、いつ痛めたとか、どんな感じとか、本人が答えるべき内容にも親御さんが答えてしまうことが多い。
これ、子供を子供扱いしているということにもなるんですよね。
自立出来なくさせている。
そして、時々子供が施術を希望していないなと感じることもあります。
お母さんとかが検索して見つけて、子供は来たくなかったのに連れて来られたような感じ。
そういう場合、初めから子供がふてくされてることがあるんですよね。
中高生くらいだと、親と一緒に行動することすら嫌がることもあるのに、無理やり連れて来られるのですから。
しかも、質問に親が答えたりするのは、子供扱いされているわけですから、もっと不機嫌になるんですよね。
そうなると、良くなるものも良くならない。
何度か態度が協力的じゃないということで、中断して帰ってもらったこともありました。
ツンケンした雰囲気では施術が出来ないんです。
協力してもらわないと施術が成り立たないので、誰でもウエルカムというわけにはいかない。
施術が成り立たず、お金だけ受け取るとクレームの元。
それなら最初から、施術をせずに帰っていただく方がお互いの為。
連れてこられたのが子供ならまだしも、大人が連れて来られることもある。
どうして大人なのに、自分で問い合わせをしてこないの?
本人が施術を希望していないなら、いい結果にならないから、その気になってないなら来ないほうがいいのです。
身体の痛みは自己責任。
自己責任というのは、あなたが悪いということではなく、その結果を引き受けるのが本人という事。
良くなるか、良くならないか、本人が動かすかどうかで結果が違う。
ちょっと動かせばちょっと良くなる。
しっかり動かせばしっかり良くなる。
だけど、施術は基本的には痛いから、本人が痛みを耐えて、出来る範囲で頑張らないといけない。
だから、本人が施術を希望していない場合、連れてきてほしくないのです。