心と身体
心と身体はつながっている。
もう、いろんな書籍を読んで、私の中では腑に落ちていることは、身体と心はつながっているという事。
病は気からと言う言葉があるけど、これは正しいと思うのです。
そして、「病は気から」と言う言葉を聞いて、時に、
「気のせいと言うのか!」
と言う感じで反発心を持つ人がいるのだけど、気のせいではなく、気が病を作るという事。
心と身体のつながりを教えてくれた人の一人は、中村天風さん。
数々の成功者の心の師匠として、影響を与えた人物です。
松下幸之助さん、稲森和夫さん、東郷平八郎元帥、原敬元首相などが中村天風先生の教えを受けているのです。
中村天風さんは、当時の死の病、肺結核に侵されたのですが、様々な治療を行っても快癒せず、最終的にはインドの山奥でのヨガの修行により、病気を克服してしまったのです。
病気のことばかり考えるのをやめて、大地の声、天の声を聞くようにしたら、身体は勝手に治っていったという事。
病気の時は、痛いとか苦しいとか感じるものですが、それを気に病むことで余計に治らなくなってしまうのです。
ここであれこれ書いても、1ミリも伝わらないので、興味のある方は、天風さんの書籍など読んでいただくといいと思います。
最近だと、大谷翔平選手も、中村天風さんの書籍に感銘を受けているようですね。
常人では考えられないような活躍が出来るのも、心の在り方が常人の域ではないからなのかもしれませんね。
私は、健康に関してはすこぶる自信を持っているものの、運命に関して悲観的なところがあります。
運命も自分で作り上げるものだと学んでいるはずなのに、身についていないんですね。
今の現実は、過去の自分が思ったようなことが現実になっている。
だから、今の現実に振り回されてはいけない。
心の弱さを鍛えなきゃ。
盛大な人生は人からもらった本です。
ほとんど辞書みたいな分厚さで重たい本なので、以前読んで手放してしまった軽い単行本のようなものももう一度取り戻して、もう一度読み直してみたいですね。
一度の人生で学べることはそれほど多くないけど、読書をすることは、他人の人生の学びを疑似体験させてもらうようなもの。
過去の人から学んで、前向きになって、後世に残せるものを自分も作り上げたいですね。
今の時代に、中村天風さんが生きていたら、どんなことをおっしゃるのだろう。
コロナ禍のことをズバッと切ってくれたのではないかと思います。