痛み専門の整体が少ない訳
整体は街にいくつあるのかと言うくらい沢山ありますよね。
多くの人は、整体院と整骨院の違いも分からないでしょうけれど、身体のケアをしてもらうお店としてみれば同じようなもの。
クイックマッサージや、鍼灸院ですら、同じような症状の人が通うという点で似たり寄ったりです。
そんななか、痛みを専門に扱う整体と言うのはとても珍しいのです。
その理由はいくつかあります。
まず一つに、整体は医療機関ではないために、医療行為(治療)は出来ないからです。
痛みを扱うと、治療をする印象になりますよね。
整体では治療は出来ません。
なので、痛みを扱うというより、メンテナンスみたいな売り方をすることが多いのです。
身体のケアと言えば、治療とは別物と認識してもらいやすくなりますからね。
そして、痛みをメインで扱うと、痛みが無くなったら終わりになります。
そうするとビジネスとして継続的な収益を見込めなくなります。
なので、継続的に通ってもらうようなメンテナンスがメインになるのです。
心地よさの提供であれば、具合が良くなった後も受けてくれやすいですよね。
そして、最後の理由が一番大きいかも。
その理由と言うのは、痛みに特化すると、痛みが取れなければ価値が無いからです。
メンテナンスであれば、なんとなく軽くなったとか、気持ちよかったとか、リフレッシュ出来たということで価値があります。
メンテナンスのお店からすれば、痛みについては、身体の治癒力で治すものだから、その場で変化しなくてもいいという逃げも可能になります。
痛みを専門に扱うのは、痛みを取る自信が無ければ出来ないのです。
しまもと整体院は、痛みを専門に扱っています。
痛みを取る自信がある。
やっていることが危険ではない自信がある。
私がやる施術は、痛みを感じる施術ですが、本人に調整していただく施術です。
私は手伝っているだけ。
イメージをすると、筋トレですね。
筋トレとかダイエットとか、肉体改造は専門知識も必要だけど、やるのは本人なんです。
助言とか補助は出来るけど、力を入れるとか、食べ物を食べるとか、本人がやることですよね。
劇的に痛みの変化を感じてもらう。
変化を感じたら、あとはそれをやるかやらないか。
不可能だと思われていたような結果が、当たり前に出るから、私は痛みの専門をやっているのです。
手首専門でやっていたけど、手首だけだともったいないということで、関節の痛み全般を扱っているのです。
でも、私が力になれるのは、関節の痛みなら何でもOKではないのです。
特定の動作、特定の力が入った時に痛みが出るものです。
それ以外は、痛みの原理が違うので、基本的にはお断りをしています。
私は出来ることは出来るというけど、出来ないことは出来ないというのです。
魔法のような技術と言われることはあっても、魔法を使っているわけではないのです。
そして、出来ないことは出来ないと最初から言っているのです。
過大広告のように思われることがありますが、本当に激変はするのです。
激変すれば、あとは身体がその状態になれるだけ。
筋トレをすれば筋肉は増えるけど、継続しなければ意味がないのです。
筋トレは大体誰でもある程度やれば筋肉はつきますが、痛み取りは誰でも簡単に出来るわけではありません。
誰でも出来るのなら、誰も苦労しないのです。
誰でも簡単に出来るわけではないから、技術に価値があるのです。
その価値ある技術を教えるのも非常に苦労をするのです。
教えるだけなら簡単ですが、出来るようにならなければ意味がありませんからね。