低周波治療器って効きますか?
それ私に聞きますか?と言いたいのだけど(笑)
時々聞かれるんですよね。
整骨院とかで、なんか電気当てられたとか、低周波治療器かなんかやったとか。
○○スコープとかなんか色々あって、分かりません。
聞かれるけど、私は情報が無いので分かりませんとしか言えないんですよね。
で、ここで私が言いたいことは、
「その機械の情報は、機械を扱っているとこしか詳しくないという事」
機械を導入した整骨院で、
「効きますか?」
って聞けば、おそらく
「効きますよ」とか「効果が期待できます」
とか言うのでしょう。
だって、機械を導入しているのに、
「いやー、それがさっぱり効かないんですよ」
とか言うわけがない。
でも機械で体が良くなるなら、そんな楽な方法はないですよね。
座っているだけとか、寝ているだけで、機械が何かしてくれるわけですからね。
機械を使って欲しい機械のメーカーが熱心にプレゼンテーションして、機械を買っても、それを上回る利益が得られると判断すれば、機械を買うという事ですね。
機械のメーカーの勧めで買うか、同業の先生の勧めで買うか、どちらにせよ、購入額より収益が上回ると思うから買うのです。
買ったら使わないと収益にならないのです。
効くか効かないかは人によっても違うだろうし、プラセボという言葉もあるくらいだから、その気になれば効果の無い治療を受けても、効果を感じることだってあるんです。
究極、自己判断しか出来ないんですよね。
効果のない治療法でも、本人が効果を感じればそれで良し。
自己判断しか出来ないのに、医療の世界は自己判断をさせないように変わってしまった。
自覚が無くても病気だとか。
自覚が無くてもケガをしているだとか。
患者を見れば見るほどお金が稼げるシステムにしたら、そう言うことになるんです。
それでも、昔の人は倫理とかしっかりしていた。
今の人は、お天道様が見ているという恥の文化が無くなってしまった。
悪いことをしても、証拠はあるんですか?という嫌な世界。
良くなったら報酬が出るシステムにしたほうが、正常化しますよね。
患者が来れば来るほどお金になるのではなく、良くなって来なくなったらお金になるシステム。
地域の人が健康になって評価が良ければ、お客さんが来なくても、きちんと報酬が支払われるシステム。
私はそういう世の中になってほしいので、そういう方向になるように活動をしたいと思っています。
そういう活動をしているお医者さんを応援しています。
皆さんもそう言うお医者さんを応援しませんか?