今年もありがとうございました
本日、2023年の営業を終了しました。
東京に来てから、もうずっと年末に感じていることがあります。
なんとか一年持ったということです。
東京に活動の拠点を移したのは2018年の2月。
全国から手首痛の人から問い合わせが増え、2015年から出張施術が始まりました。
はじめての出張施術
それからも何度も出張施術を繰り返し、松山のお店を手放して手首専門になったのが2017年の8月。
どんなに出張を繰り返しても、来て欲しいの声は止まず一人では回り切れないという当たり前の結論に至って、2018年2月に東京に拠点を移しました。
順調にお客さんが増えていた矢先、東京に来てたった3か月で検索結果から消されました。
そこから先は、もうずっとギリギリの状態。
毎年、何とか一年持ったと思っていました。
次の一年持つ自信のある年はなかった気がします。
手首専門をやめて、関節の痛み専門に2023年からなりましたが、検索に出ないのはどの症状も同じ。
広告を出しても、手首の広告以外はほぼ表示されない為、手首以外の予約はほとんどありません。
ときどきご紹介で肘やひざや肩の痛みの人が来るくらい。
同じやり方では限界を感じ始めています。
普通の整体と同じように、リピーターを増やすようにしたほうがいいんじゃないか?と同業の友人には忠告をされたりします。
でも、それだと、何のために東京に来たのか分からなくなるのです。
ずっと通うための整体じゃなく、治るための整体が一つくらいあってもいいんじゃないか?
そのやり方が通用しなくて、店が成り立たないのなら、一般の人が求めていないんだから、潔く潰れてしまったらいいんじゃないか?と思うのです。
手術をしなくても身体の痛みは克服できる。
この技術で救われる人はごまんといるはず。
やめてしまいたいと思う気持ちと、施術をしたときのみんなの驚く顔を見るたびに、この技術を潰す訳にはいかないという気持ちがぶつかるのです。
利権の為にいろんなものを潰してきた勢力のことを考えると、折れてたまるかという気持ちにもなります。
ただの商売下手と思われているかもしれないけど、商売下手なのも間違いないけど、利権との戦いなのです。
どちらも海ですが、左は茨城の海岸です。
右は私の地元愛媛松山の海です。
私の心も荒々しい心と穏やかな心が存在しています。
今年は無事終わりますが、また来年はどんな年になるのか。
どんな年になるかではなく、どんな年にするのか?と言われそうですね。
ピンチはチャンスとも言う。
耐えることが大事なのか、耐えずに飛び立つことが大事なのか。
過去の選択は間違いじゃなかったと思うから、これから先の私の選択もきっと間違いじゃない。
私と縁のある方は、これからもきっとつながり続けることでしょう。
来年は1月4日からの営業になります。
今年も一年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。