めんどくさいが増えていくもの
先日お客さんと話していて、タイトルのような言葉が出てきた。
歳を取ると、めんどくさいが増えていって、昔はこだわっていたことをこだわらなくなっていくという事。
そのうち、何かこだわっていたということは覚えているのに、何にこだわっていたのかすら思い出せなくなったりするらしい。
だから、若いうちはあれこれこだわることはいいことなのかもしれないですね。
何かに腹を立てるのも、何かにこだわっているという事。
こんなのおかしいって、憤慨するのも若いうちしか出来ないのかもしれない。
最近少し老眼の気配を感じ始めました。
以前だと、もっと手前のものでも焦点が合っていたと思うのですが、少し近距離のものが見えにくくなっています。
近くのものが見えなくなったら、ものすごい近くで凝視することが出来なくなりますよね。
皮膚のしわとか、近くで観察出来なくなります。
そうやって見えなくなったりすれば、気にしてもしょうがないって感じで諦めるのかな。
歳を取ると丸くなるというのは、こだわりが無くなっていくのかな。
昔なら、こうでなきゃと思っていたことが、どうでも良くなるんかな。
子供が小さい頃は、子供を叱っていたのに、孫が同じようなことをしても、怒らなくなると言いますよね。
昔はこうするべきと思っていたけど、経験を重ねて、まぁそれも良いと許せるようになる。
それが孫に甘いと言われる所以なのかもしれませんね。
私もそのうちこだわりが無くなっていくのでしょうか。
こだわりを捨てるという書籍もありますように、こだわりを捨てると生きやすくなるようです。
職人というのはこだわりがあるから、いいものが作れる。
施術家としてのこだわりは持ち続けたいとは思います。