無理かどうかは他人には分からない
先日、キックボクシングのレッスンで追い込まれすぎてひどい目にあいました。
練習量が少なくなっているから、隙間時間を使って筋トレをやって、筋肉痛の状態でレッスンを受けました。
レッスンの前の時点で筋肉痛になっていたという事です。
そこで、腕立て伏せなどさせられるのですが、インストラクターの方は、
「まだいける!もっと!」「頑張れ!」
と言うわけです。
インストラクターの人は限界を見極めて、まだいけると言っているわけではないという事。
私は無理、と言っているのですが、発破をかけるわけですね。
そこで完全にやめるわけにはいかないので、もう出来ないという姿を見せるまで何度もやるわけです。
その結果、私の腕は筋肉痛の酷いものになり、翌日から4・5日肘が曲がらなくなってしまいました。
まぁ、酷い筋肉痛になった翌日に、バドミントンのカギ当番だからとバドミントンに行って、人数ぴったりだからとバドミントンをしたので、さらに悪化させたというのもあるので、完全に自業自得ではあるのですが。
肘が90度から曲がらなくなると、食事もまともに出来ないし、鼻も噛めない、目もかけない、着替えも大変と、散々な目にあいました。
整体師だから、そんな時にも対処方法あるんでしょ?知ってるんでしょ?と思われるかもしれませんが、ありません。
いわゆる筋肉を痛めて激しい炎症が起きている時は、その炎症を抑えるくらいしか楽になる方法はないと思います。
しかし、薬などで炎症を抑えると、結果的に治りが悪くなるのではないか?という思いがあるので、私は湿布も薬もアイシングもせずに過ごしました。
バドミントンをやった日の夜は、寝るのも辛いくらい痛かったです。
仰向けで腕を置くことすら痛かったので、必死に痛みの少ない角度を探して寝ました。
月曜日から痛みが出て、現在日曜日ですが、可動域はほぼ正常な範囲まで回復しました。
同じ痛みにならない限り、湿布やアイシングをしたり薬を飲んだりして過ごした場合と、何もせず過ごした場合のどっちが早く回復するのか分からないですよね。
私としては、思ったより早く回復したなと思っているのですが、痛みに耐えるのも大変なので、辛い人は痛みの緩和処置をしても良いと思います。
でも、ある程度痛みが落ち着いてきたら、早めに動かすようにしないと固まって長引いてしまうので、安静のし過ぎにはご注意ください。
教訓、インストラクターなど他人は大丈夫かどうかの判断は出来ないのだから、本人がここまでという線引きはして、無理のし過ぎには注意しましょう。
元々ストイックでまじめな人は、自分で自分を十分に追い込むことが出来ます。
サボりがちな人は、インストラクターのお陰で追い込むことが出来ます。
自分で自分を追い込める人は、他人の言葉にはあまり耳を傾けすぎないほうがいいかなと思います。