しまもと整体院のやさしさ
私は昔からわりと手先は器用です。
でも、忘れ物が多かったり、おっちょこちょいだったり、
こんな足元で、飛行機に乗って出張とかしてしまうような、ぽんこつ人間です。
だから、私に何か言われて、責められてるような気持ちになったら、この写真を思い出して、
「でも、この人ポンコツだしな」
って思うようにしといてください。
必要だからやってもらってるんです。
細かいことを言うこともあるんだけど、それは、細かいことを気をつけないと良くならないからです。
細かいなぁと思うかもしれないけど、体がそういう風に繊細に作られてるから、こうじゃなきゃダメなんです。
上手くできてなくても、
「良いよ良いよ〜そのままでいいよ〜」
っていう優しさもあると思うけど、私はダメなものはダメって言います。
優しさの種類に、母性と父性というのがもしあるのなら、私は父性が強いのだと思います。
父性は、解決のために真剣に向き合って手を引く。
母性はきっと寄り添う優しさなのかなと思うのです。
辛い困難にぶち当たった時、寄り添ってくれる人がいてくれたら、それだけでとても癒されます。
でも、ただ寄り添ってくれるだけで、どうしたらいいのか分からない人しかいなかったら、前向きに進むことが出来なくなるのです。
餓えに苦しむ人がいます。
その人に魚を与えることもできる。
魚の取り方を教えることもできる。
餓えている人には、まず魚を与えて腹を満たしてやらないと、お腹がすいて力が出ない。
でも、いつまでも魚を与えるだけでは、その人はいつまで経っても一人立ちできない。
うまく取れない人には魚を与えながら、取り方を教える。
魚を取る気がない人には、与え続けることしかできない。
これを商売で例えるなら、その場で楽にするだけなのが、魚を与えること。
痛みや不安を解消に向けて協力することが、取り方を教えること。
私は、困難にぶつかって立ち止まってしまったけど、立ち上がって前向きに進みたい人になら喜んでもらえる存在だと思います。
困難にぶち当たって涙に暮れて、落ち込んでいたい人には、もっと他の優しさがある人の方がいいのかなと思います。
不器用だから私は一人二役出来ない。
自分の足で立ち上がって歩こうとする人には、私の優しさが伝わるのではないかなと思います。