トリガーポイント
一昔前、私は都内を離れて松山で整体院を開いてました。
その当時はまさか手首専門の整体をやるなんて思ってもいなかったですね。
その頃今やっているツイッターのアカウントとは別でツイッターをやっていました。
その頃とある整形外科の先生とやり取りする機会がありました。
つながりとしては加茂整形外科の加茂先生の発信に共鳴した者同士、というつながりでした。
いわゆる整形外科分野で見ている症状は、構造の問題として、椎間板ヘルニアとか脊柱管狭窄症、変形性関節症などが原因とされています。
が、多くの場合それは間違いで、実際にはトリガーポイントの関連痛で、医学的には筋筋膜性疼痛症候群だという話です。
そういう話が分かる先生だったので、その先生に
「TFCC損傷は腰痛などと同じように、尺側手根伸筋のトリガーポイントが原因の可能性があるから広めていただけませんか?」
とダイレクトメールを送ったのです。
その結果その先生は、
「手首の小指側の痛みは、TFCC損傷以外にも、尺側手根伸筋などの前腕の筋肉の筋筋膜性疼痛症候群などでも発生します。
手術をする前にトリガーポイント注射を試してみることをおすすめします。」
というような記事を書いてくれました。
これでTFCC損傷ではなく、前腕の筋肉のトリガーポイントが注目されて、手術をしなくても治るということが広まっていく!と希望が湧きました。
でも、そんなことなかったんですよね。
お医者さんが発信すれば、変わると思ったけど変わらなかったのです。
先日ふと思い出して、その先生のページを検索しました。
今もその記事は残されています。
しかし、
「TFCC損傷 トリガーポイント」
で検索しても表示されません。
ドクターのページだから、その辺の整体のページより優先されて表示されてもいいのに。
加茂整形外科のホームページなども、検索してもなかなか表示されません。
おそらく、組織と違うことを発信しているので、表示されにくくなっているんじゃないかな?と疑ってしまいます。
もし私の発信内容を面と向かって否定されても、多くの場合結果を出せるから批判は怖くありません。
その方が顔も名前も所属も出して、
「筋肉のケアで治るなんてインチキだ!
正式な医学じゃないから発信を慎みたまえ!」
とくるのであれば、
「確かに私のやっていることは医学の内容に反していますし、それを証明する医学的根拠と出来るものはありません。
しかし、現に結果が出ますので、現在の正しいとされる治療方法と、私のやり方、どちらの方が優れているか比較検討試験をしていただけないでしょうか?」
と堂々と主張を続けられます。
もう世のため人のためハッキリさせてもらいたいのです。
医学は病気やけがに困っている人を救うために存在する。
のであれば、より効果的にケガを治せる方法があるなら、そちらをスタンダードにするというのが筋ですよね。
私のやり方は手術に比べてはるかに負担も少なくリスクも少ない。
手術を優先する理由はどこにも見当たらない。
世のため人のため頑張っているお医者さんと、衝突とか不毛だと思うのです。
手首の痛みで困っている人を助けたいという思いは同じなはず。
だったら、本当に効果のあるものを共有して、世のため人のため協力していきたいのです。