何かを選択することは、何かを諦めること
物事を多角的に見る癖があるので、小難しいことを口にしがちな島本です。
考えるのが好きというか、哲学的というか。
物事をいろんな方向から見て考えるのが好き。
というより、そうしないと納得がいかない生き物です。
タイトルにあるように、何か一つのことを選択する場合、他のことを選択しないということでもある。
例えば、誰かと結婚することになれば、その人以外を結婚相手として選ばないと決めるということ。
博愛主義者は結婚できないということ。
誰も傷つけずには恋愛も出来ない。
あっ、なんかモテる人の発言みたい、ウケる。
手首専門で仕事をするということは、手首以外の症状で困っている人は、相手にしないということ。
東京に来たということは、松山の人や大阪の人を見放したということ。
手首専門とうたってはいるけど、手首以外の痛みも相談されたら乗ってますよ。
でも、専門という言葉の力を使いたいから、専門と言ってます。
本当はどこの人でも力になりたい。
でも、選ばないといけないのです。
昨年、ゴルフで注目を浴びた、渋野日向子選手は学生時代、ソフトボールもやっていたようです。
きっと楽しいからゴルフもソフトボール(野球)もやっていたんだと思う。
でも、中学生の時に、ゴルフ一本でいくと決めたようです。
あれもこれも楽しいからといって、あれもこれもやりながら、競技のトップにはなれないですよね。
自分は子供の頃、スポーツ万能と言われていた。
それは、勉強とか家ではやらず、近所の友達と球技や鬼ごっこなど体を使って遊びまわっていたから。
体を動かし続けているんだから、体の動かし方が上手になるのも当たり前。
素質もあったと思うけど、それ以上にライフスタイルが影響大きいと思う。
自分が何をしたいのか、はっきり決めないと大きな成功を収めることは出来ない。
いろんなことをすることによって活かされることもある。
けど、何を主にして生きるのかは選ばないといけない。
整体の仕事を一生やっていきたい。
多角的にものを考えられる私には天職。
他の医療職のように、組織に属していたら、言いたいことも言えない。
やりたいこともできない。
思うところがあっても、それを口にすることができない医療関係者は非常に多いと思う。
その点、整体の仕事は組織力がないから、わりと好きなことを言いやすい。
その代わり、組織が守ってはくれないし、資格もないから信用もない。
権威は手に入らない。
自由を手に入れた代わりに、信じてもらいにくい環境を手に入れた。
でも、やっぱりおかしなことはおかしいって言える環境は手放したくない。
Twitterで、とあるドクターが、業界に対して本音が漏れてるのを見かけた。
勝手にリンクを貼っても良いのかは分からないけど、貼っちゃおう(笑)
言わせていただきましょう
患者さんを治すことよりも、儲けることを優先してしまっている同業(整形外科医)がいるようです。
ちなみに私はこちらの先生とはお会いしたこともありません。
しかし、医療の世界に感じてる問題点は一致している先生なのかなと思います。