ケアの大事なポイント3点
ずっと手首のこと書いていると、同じこと何度も言っている気がしちゃうけど、過去の記事はあまり見ないだろうから、大事なことは何回でも書かないといけないんですよね。
手首の小指側のケアに限らないだろうけど、私のやってるケアの大事なポイントは3つあります。
①効く筋肉の場所
②押す強さ
③筋肉の動かし方
そもそもこれは、私の施術を受けてきちんと効く筋肉が分かった状態での話。
なので、うちに来てない状態だと、どの筋肉が原因か分からない。
きちんと問題の筋肉を触っていたとしても、押す力が弱いと、効いている感じにならないから、「ここじゃないのかな?」って動かしてしまえば迷子になるのです。
上記の三つが全部そろって、初めて「効く」と言う感じを得られるわけですからね。
①と②が揃っていても③が間違うだけで、なんか違うってなります。
①が外れていれば、そもそも効くはずがない。
皮膚の下で筋肉は結構自由に動いています。
だから、ツボみたいにマークを書いてもあまり意味がないのです。
だから、目で見て押そうとすると、
「目で見ちゃだめですよ」
と言うのです。
目で押すのではなく、感覚を大事にして欲しい。
触った感覚、押された感覚、動いている感覚。
施術家は、触った感覚と動いている感覚は分かるけど、押された感覚は分からない。
本人だけ、押された感覚も感じることが出来る。
だから、感覚を大事にして欲しいな。
みんな、周りの人には優しくしたり気遣いしたりするのに、自分に対しては優しく出来ない人が多い。
筋肉のケアは自分で自分に施してあげられる、数少ない優しさなんじゃないかなと思うのです。
やりたいことを思いっきりやれるように、自分の体をケアしていく。
やりたくないことをやるために、ケアなんかしようとしたら、多分嫌になる。
だから、自分の気持ちにも向き合って、気持ちも体もケアをしたいのです。