腱鞘炎なのに他も痛くなった
先日来られたお客さん。
いわゆる腱鞘炎で、親指の付け根が痛くなっていました。
三か月くらい前から痛くなって、出来るだけ固定して動かさないようにしていたそうです。
痛む動きをしてくださいって言っても、ほとんど動かせなくなってました。
痛くて動かせないというより、動かし方が分からないような、力の入れ方を忘れているかのようでした。
以前はなかったのに、この最近だと手の甲から指にかけて鉄板が入っているようなつっぱりを感じるようになったそうです。
そうです、これが固定の弊害です。
動かさないようにすれば、問題の個所に影響するだけではなく、問題のなかったところにも影響して、不快な症状が増えるんですよね。
他に出た症状もケアをすればちゃんと軽減しました。
とはいえ、本当なら一つの種類のケアで良かったはずなのに、二種類覚えないといけなくなったので、ちょっと大変ですよね。
出来ることなら、症状が複雑化する前にうちに気付いて来てもらえたらなと思います。
ペットボトルの蓋が開けられました!って報告を頂きました。
こういう日常の些細な動作が出来るようになるって、大事ですよね。