全ての人を満足させることは出来ない
先日ブログをほじくり返して読んでる時に、こんな記事を見つけました。
内容を要約すると、
施術の効果が無いのに通わされた。
施術で治してほしかったのに、自己ケアの説明が多かった。
効果を謳うのは詐欺みたいなものだ。
というような声でした。
こういう声をもらったり、紆余曲折があって、初回施術の効果保証をやめて、自己ケアもお金をもらわないと教えないことにしたのです。
昔はレクチャー料をもらわなくても、少しずつヒントを与えるようにしていたのです。
良かれと思ってレクチャー料をもらわずに教えていたのだけど、やってもらったら治ると思っている人には無駄だったのです。
この時の人は、誰だったのか、後から判明しました。
カルテを見直してみたら、普通に施術が効いている人でした。
私は施術の効果が出ない場合、二回目以降の施術を勧めません。
効果の出ない人に施術をするのは苦痛なのです。
私の施術は100人に施術をしたら、80~90人に効果を感じてもらえます。
凄い効果が高いと私は思うけど、10~20人は効果を感じないわけです。
しかも、こういう症状の人!と言う形で限定して、この数字です。
ただ手首が痛い、というだけの人だと、もっと効果が少なくなるわけです。
でも十分だと私は思うんですけどね、手術をすることを考えたら。
手術を検討するような人が、私の施術を受けて、効果を感じたら、手術を回避できるわけです。
手術なんて、やってダメでも元には戻せないし、お金も返ってこない。
施術で改善するなら、希望しかないのです。
10万円を払って手術して、仕事も一か月休んで、半年のリハビリを覚悟して、それでも治したいと思っている人なら、私の施術にクレームをつけることはほぼないと思います。
でも、ちょっと気になるなくらいの人だと、効果が思ったほどないと、
「高い、騙された!」
になるのです。
痛みに対する悩み具合は人によって千差万別。
少ししか悩んでいない人にとっては、数万円は高いと思う。
物凄い悩んでいる人にとっては、数万円は安いと思う。
同じことをして、ものすごい喜んでくれる人もいれば、へぇくらいの人もいる。
どうせだったら、ものすごい喜んでほしいから、本気で悩んでいる人とか手術をしてでも治したいくらいの人に施術を受けてもらいたい。
だけど、そういう人ほど、本当にTFCCが損傷していると思ってしまってたりするんですよね。
本当に手外科の前でデモンストレーションの施術をしたいくらい。
手首の痛みに限定する必要もないから、ひざの手術をしようとしている人でもいいんですよね。
他のいろんなところに行って良くならなくて、もう手術しかないと思っている人であれば、一回は施術を受けてみたほうがいいのです。
自己ケアのレクチャー込みで予約をしていても、効果が無ければレクチャーを施すことはありませんので、初見料と施術料のみです。
これは効果保証というより、レクチャーは効果が無ければ、レクチャーのしようがないという事です。
誰でも良くなるとは言わないけど、動かして痛くなる人、いわゆる怪我が治らないという人は受けて欲しいのです。