TFCC損傷のストレッチ
TFCC損傷のケアの一つストレッチと動かし方です。
このケアは、手首を小指側に曲げるときが一番痛むタイプの方のためのケアです。
原因が他の筋肉の方には効果が出ません。
基本的なケアは動かす・ほぐす・ストレッチです。
ほぐすというのが指で押したり動かしたりです。
このページの写真は動かし方とストレッチの手の部分が載っています。
写真①と②を繰り返すのが基本的な動かし方ですが、写真ではパーになってますが、グーにするとより良い動きになります。
この動きは手首の痛みがある時だと、そもそも痛い動きだったりします。
ガシガシ動かしてもいいのですが、責任が取れませんので、自己ケアの際はゆっくりじわじわ動かすといいと思います。
筋肉が縮んでいるのと、伸びているのを感じながらやれるとより良いです。
そしてストレッチについてです。
手のひらの側面を持って手首の小指側を引き上げるようにストレッチするのです。
ストレッチのコツは、筋肉を伸ばしたい腕の力を抜くことです。
手のひらの骨をくるまないように横並びになるように手を持ってください。
効いていたらそのまま止めて10秒以上待ちます。
ストレッチが終わったら、また馴染ませるように、手首をくるくる回したりして慣らしてやってください
これらの一通りの動作をするときのポイントは、
①激痛がするような動作は避けること
②軽い痛みや違和感くらいならそのままやってOK
しかし痛みが増すようならやめること
③その時は問題なくても日ごとに痛みが増すようなら止めること
このストレッチはあくまでも、一つの例です。
別な筋肉が原因の方には効果は出ませんし、やらないほうがいい場合もあります。
個人差のあるものは実際に触らないと分かりませんので、自己ケアは自分の感覚を頼りに自己責任でお願いします。
他の筋肉が原因の方はグー・パーを繰り返したり、手首を反らしたり曲げたり、手首を回すなどが効くこともあります。
ちょっと痛いけど激痛ではない動作を繰り返すことが、ちょっとしたストレッチになるのです。
ですので、ちょっと痛いけど、激痛じゃない動作をゆっくり繰り返して、症状が和らぐのなら、筋肉が原因だと分かる一つの材料になります。
いずれにせよ施術を受けられる人は受けに来てもらったほうが分かりやすいと思います。
ケアのページの内容をやっても効かないからと言って、筋肉が原因ではないと思ってしまうのはもったいないですからね。
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