アスリートへの施術(TFCC損傷)
TFCC損傷の方の改善率はすごく高いです。
ネットも含め一般的にTFCC損傷は治りにくいとされていますが、私の施術を受けた方はまるで違う経過をたどります。
安静も固定も基本的には不要になります。
施術を受けた方の感想も桁違いに多くあります。
でも、良くなった人のコメントがたくさん集まっていても、まだ信じられないという人の方が多いかもしれません。
ネットには嘘も沢山ありますから仕方ないと思います。
しかし、一般の方だと自作自演を疑えますが、客観的にそういう可能性を否定できる方がいらっしゃいます。
それはアスリートなどのスポーツ選手です。
通常プロスポーツ選手やアスリートの有名な方は、怪我の情報はマイナス情報ですので、掲載不可です。
私も当然そのような方の情報は漏らしません。
しかし、先日いらっしゃったアスリートの方から掲載の許可を頂きました。
掲載の許可を頂いてからも、本当に迷惑にならないのかと心配をして載せていませんでした。
しつこいくらい、確認を取らせていただいて、OKということでしたので、記事にさせていただこうと思います。
2020年の東京オリンピックで追加されたスポーツクライミングの日本代表の野中生萌(みほう)選手です。
クライミングというと山の岩を登るイメージですが、スポーツクライミングというのは、人工の壁を登るスポーツとして楽しめるクライミングです。
最近ではボルダリングと言って、室内のジムで比較的低い人工の壁を登るスポーツが流行っています。
ボルダリングはスポーツクライミングの種目の一つで、他にリード、スピードというものがあります。
詳しくは「スポーツクライミング」で検索していただけたらと思います。
ボルダリングはクライミングの中でも、ここ数年でジムの数も飛躍的に増えて人気急上昇中です。
そのボルダリングを得意とする野中選手は日本のトップクライマーです。
2016年9月現在で世界ランキング2位で日本人女性では一番の好成績を残しています。
野中選手はフェイスブックでも手首が痛いと書いてあったのですが、5月頃から手首の痛みがあったようです。
次の東京出張施術の日程ではドイツの大会に間に合わないということで、わざわざ松山まで施術を受けに来てくださいました。
詳しいことは省きますが、しっかり施術の効果を出すことが出来ました。
そして自己ケアもしっかりがんばっていただいて、8月のドイツのミュンヘン大会では優勝されていました。
それ以前の大会でも手首を痛めていながらでも、結果を出していらっしゃったので、相当気合で乗り越えられるタイプだとは思いますが(笑)
以前のように痛くて登れないということがなく、練習なども制限なく登れているようです。
私だけのサポートではなく、様々な立場の方々が野中選手をサポートした結果ではあると思いますが、私も手首の痛みの改善にお力になれたのではないかと思っています。
まだまだ若い19歳のアスリート
それでいながら現時点で世界のトップアスリート
東京オリンピックでのご活躍を期待しないわけにはいきません!
これからもお力になれるときにはサポートさせていただきたいと思います。
そして、重ね重ね、掲載のご快諾ありがとうございます。
手首の小指側の痛みは、筋肉のケアで良くなります。
同じ悩みで苦しんでいる人のためにと、掲載の許可を頂きました。
手首の痛みでスポーツを諦めるのはもったいないです。
これからも治したい方の力になりたいと思います。
※追記
野中選手2021年の東京オリンピックで、銀メダルを獲得する活躍を見せてくれました!
その舞台裏では、大会直前のケガがありました。
オリンピックの本番直前で手首を痛められて来院されました。
安静に出来る時間など無く、ケアで痛みを抑えながらの本番でした。
満足のいくクライミングは出来なかったですが、そんな状態での銀メダル獲得でした。
そして、しまもと整体院にもお世話になりましたということで、メダル持参でお越しいただきました。